アロマ試験対策シリーズです。
精油の芳香成分類を覚えやすくするために図で示しています。
精油は植物から採られる芳香成分の集まりです。土壌や気象条件、収穫時期など自然条件や、蒸留方法によっても採れる精油の成分は少しずつ異なってくるのでグラフは傾向を知るための目安としてご覧ください。
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クスノキ科の精油
クスノキ科の5つの精油について芳香成分類で表しました。
- シナモン・カッシア
- ホーウッド
- ラヴィンツァラ
- リトセア
- ローレル

シナモン・カッシア
- 学名 Cinnamomum cassia
- 科名 クスノキ科
- 水蒸気蒸留部位 葉付き小枝

【精油の特性例】
- 抗菌作用
- 発酵抑制作用
- 強壮作用
【注意事項】
- ケイ皮アルデヒドによる子宮収縮や皮膚刺激に注意する。
- 乳幼児、授乳中の産婦さんへの使用は控える。
- 妊婦さんへの使用は控える。
- 広範囲の使用は控える。
ホーウッド
- 学名 Cinnamomum camphora CT (Linalool)
- 科名 クスノキ科
- 水蒸気蒸留部位 木部

【精油の特性例】
- 抗菌作用
- 皮膚強壮作用
- 収斂作用
ラヴィンツァラ
- 学名 Cinnamomum camphora CT (Cineole)
- 科名 クスノキ科
- 水蒸気蒸留部位 葉付き小枝

【精油の特性例】
- 免疫刺激作用
- 抗ウイルス作用
- 誘眠作用
リトセア
- 学名 Litsea cubeba
- 科名 クスノキ科
- 水蒸気蒸留部位 種子(実)

【精油の特性例】
- 誘眠作用
- 鎮静作用
ローレル
- 学名 Laurus nobilis
- 科名 クスノキ科
- 水蒸気蒸留部位 葉

【精油の特性例】
- 鎮痛作用
- 抗菌作用
- 自律神経調節作用
【注意事項】
- アレルギー体質者は、ローレル精油にアレルギーを示すことがある。
- 使用の際はパッチテストを行う。
今日もお疲れさまでした。
目でみるシリーズが、試験勉強の参考になれば嬉しいです。
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