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芳香成分類をまとめています。
Contents
ラクトン類
- エステル結合(-COO-)が炭素原子の環状構造の一部になっている。
- 精油に含まれるものは比較的分子量が大きいものが多い。
- 水蒸気蒸留法では抽出量が少ない。
- クマリン類、フロクマリン類、フタリド類に区分して作用をおさえておく。
- クマリン類:血液循環の改善、鎮静作用 シナモン・カッシア精油
- フロクマリン類:光感作作用 ベルガモット精油、レモン精油
- フタリド類:抗色素沈着作用、デトックス、自律神経調整作用 セロリ精油
ラクトン類を含む精油
科名 | ラクトン類含有率(%) | |
セロリ | セリ科 | 5 |
シナモン・カッシア | クスノキ科 | 4 |
ベルガモット | ミカン科 | 微量 |
レモン | ミカン科 | 微量 |
ジャスミン | モクセイ科 | 微量 |
ラクトン類の主な作用
- 粘液溶解作用++++
- 脂肪溶解作用++++
- 創傷治癒作用++++
- 抗ウイルス作用++
芳香分子の例
クマリン(芳香族ラクトン):シナモン・カッシア精油
ベルガプテン(芳香族ラクトン;フロクマリン類):ベルガモット精油
ジャスミンラクトン(脂肪族ラクトン):ジャスミン精油
以上です。
試験勉強の参考になれば嬉しいです。