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芳香成分類をまとめています。
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エステル類
- アルコール類とカルボン酸類が反応してできる。
- 分子名の語尾は~酸~yl(~酸~イル)となる。
- 英語表記では、分子名の語尾は~yl~ate(~イル~エイト)。
エステル類を多く含む精油
科名 | エステル類含有率(%) | |
ウィンターグリーン | ツツジ科 | 99 |
カモマイル・ローマン | キク科 | 75 |
クラリセージ | シソ科 | 66 |
プチグレン | ミカン科 | 56 |
ジャスミン | モクセイ科 | 48 |
ラベンダー・スーパー | シソ科 | 41 |
ラベンダー・アングスティフォリア | シソ科 | 41 |
ベルガモット | ミカン科 | 34 |
ブラックスプルース | マツ科 | 28 |
イランイラン | バンレイシ科 | 25 |
エステル類の主な作用
- 鎮痙攣作用+++
- 神経バランス回復作用+++
- 鎮静作用+++
- 鎮痛作用+++
- 抗炎症作用+++
- 血圧降下作用+++
エステル類は、心を和ませるのに役立つラベンダー、プチグレン、イランライン、ジャスミン、カモマイル・ローマンなどの精油に多く含まれる芳香成分です。
芳香分子の例
○酢酸リナリルを多く含む精油:クラリセージ、プチグレン、ラベンダー・アングスティフォリア、ラベンダー・スーパー、ベルガモット
○酢酸ゲラニルを含む精油:イランイラン
○アントラニル酸ジメチル:セロトニン生合成に関係が深い抗不安作用
アントラニル酸ジメチルを含む精油:プチグレン精油
○酢酸ベンジル:抗疼痛作用、鎮静作用、βーエンドルフィン作用
酢酸ベンジルを含む精油:ジャスミン
○サリチル酸メチル:鎮痛作用、抗炎症作用、肝臓強壮作用、腎臓刺激作用
サリチル酸メチルを含む精油:ウィンターグリーン精油
以上です。
試験勉強の参考になれば嬉しいです。