アロマスクールでは、精油を購入するときには「学名」を確認しましょうと習います。
「学名」ってなに?
「学名」とは?
生物の名前を間違わないための
世界共通の「名前」です。
日本では、「檜(ひのき)」と呼ばれる木が、地域が異なれば
- アメリカ「Japanese cypress」
- 中国「日本柏」
- インドネシア「Cemara Jepang」 ※Google翻訳
と呼ばれ方が変わります。
でも、
檜(ひのき)の学名「Chamaecyparis obtusa」は、世界中のどこでも同じです。
この世界共通の名前は、スウェーデンの植物学者リンネさんが提唱した2名法でつけられています。
2名法:「属名」「種小名」の2つの単語で1つの植物を表します。
この他にも、学名には細かいルールがいくつかあります。
- 学名は斜体で書く。
- 先に大文字から始まる属名、次に小文字から始まる種小名を書く。
- その後に命名者の名前を書く。(省略されることもある)
- 種以下の階級は「ssp.(亜種)」「var.(変種)」「f.(品種)」と書く。
- その他「×」は雑種を表す。
- 学名の読み方は定まっていないが、基本はラテン語読みをする。 などなど
普段使わない言葉なので、とっつきにくい感じです。
精油を購入するとき、もとになる植物が何かを知るのには、「学名」はとても便利!
だけだと思っていましたが、
最近「学名」で発見がありました。
例えば、檜(ひのき)の学名「Chamaecyparis obtusa」
「obtusa」は「鈍頭の」という意味だそうです。
檜(ひのき)の鱗片状の葉先は丸くとがってないので、その特徴が示されているわけです。
味気なかった「学名」ですが、名前の中になにか意味を発見するとちょっとだけ面白く感じます。
アロマメ知識は、アロマを勉強していてちょっと面白いな、と思ったことをつぶやいています。
最後までお付き合いありがとうございます。