毎日使うリビングやキッチンは、いつもキレイにしておきたいですよね。
汚れを溜めずにキレイにしておくには、こまめに掃除するのが一番ですが、なかなかそんな時間も気力もない。。。
掃除が苦手な私も、アロマ重曹スプレーを使うことで、リビングやキッチンをスッキリさせておくことが出来るようになりました。
重曹は、油汚れや手垢など酸性の汚れに強く、重曹水にしておけばキッチンやリビングの汚れをすぐに落とせます。これに爽やかなアロマの香りをプラスすることで、毎日楽しく拭き掃除ができますよ。
重曹スプレーにアロマオイルを加える方法
アロマオイルは、そのままでは水に溶けません。水で薄めたいときは、まず、アロマオイルをアルコールに溶かしてから希釈します。
これは重曹水でも同じことです。
アロマオイルをアルコールに溶かしてから加える。
アロマオイルを、無水エタノール(アルコール)に溶かしてから重曹水に加えます。このひと手間でアロマオイルは重曹水と混ざります。
なお、重曹スプレーに、直接、ハッカ油やレモンを入れる場合は、スプレーする前に、よく振って使いましょう。この場合は、アロマオイルと重曹水は、混ざってはいませんが、よく振ってスプレーすれば肌に使うわけではないので、問題なく使えます。
敏感な方や気になる方は、次に紹介するアロマオイルをアルコールで溶かして重曹水に加える方法で作って下さい。
アロマ重曹スプレーの作り方
準備するもの
重曹 | 掃除用グレードでOK |
---|---|
水 | 水道水 |
アロマオイル | オレンジ、レモン、パパーミント、ハッカ油がおすすめ |
無水エタノール | 適量 |
スプレー容器 | 100ml容器 |
その他 | 計量カップ、計量スプーン |
作り方
重曹水を作ったら、そこにアルコールに溶かしたアロマオイルを混ぜるだけ!
①重曹水を作る。
- 重曹小さじ1杯(5g)
- 水100ml
5%重曹水を作ります。
100mlの水に、重曹を小さじ1杯を加えて混ぜます。
重曹を多く加えても水には溶けないので、5%前後が目安になります。
②アロマオイルを無水エタノール(アルコール)に溶かす。
- アロマオイル 4滴(ハッカ油2滴、レモン2滴)
- 無水エタノール 1ml程度
無水エタノール(アルコール)は、アロマオイルが溶ける程度に加えます。
加えるアロマオイルは、1種類だけでも大丈夫です。掃除に向いているのは、オレンジ、レモン、ペパーミント、ハッカ油です。
アロマオイルの滴数は、1滴0.05mlとして計算します。100mlに4滴入れると0.2%濃度になります。1%以内であれば大丈夫なので好みで調整してみて下さい。
①②を混ぜる。
重曹水とアルコールに溶かしたアロマオイルを混ぜます。このとき白く濁りますが、使用に問題ありません。
④スプレー容器に移す。
これでアロマ重曹スプレーの完成です!なお、アロマ重曹水は、2週間を目安に使い切りましょう。
作り方に慣れてきたら、スプレー容器にそのまま「アルコール+アロマオイル」を入れて混ぜ、そこに「重曹と水」を入れて混ぜる、という順番でパパッと作ったりもします。
レモンなどのアロマオイルは原液だとプラスチックを溶かすことがありますが、短時間で作れば大丈夫です。
重曹とは
重曹は、天然のミネラルで、お菓子作りやアク抜きなどに使われているので、掃除にも安心して使うことが出来ます。
重曹はアルカリ性なので、酸性の油汚れや手垢に使うと、中和されて汚れが落ちやすくなります。また、細かい粒には研磨効果があり、こびりついた汚れを落とすクレンザーとなります。
重曹、クエン酸(又は酢)、石鹸の3つを使えば、家の中の掃除は全部解決するので、いろいろな種類の洗剤を買わなくて身軽になりますよ。
掃除用の重曹は、スーパーやドラッグストアで購入できます。
重曹の特徴
- 炭酸水素ナトリウム/重炭酸ナトリウム/重炭酸ソーダ/重曹は同じもの。
- 化学式 NaHCO3
- 性質は弱アルカリ性
- アルカリ性は酸性の汚れを中和して落としやすくする効果がある。
- 油汚れ/食べこぼし/手あか/皮脂/血液の汚れを落とすのに向いている。
- ソフトな研磨剤効果があり、シンクや焦げた鍋を磨くことができる。
- 消臭効果があり、重曹を通気性のよい布に入れて靴箱などに入れると消臭できる。
- アルミ素材に使うと黒ずむので注意する。
まとめ
油汚れを落としてくれる重曹を使った、アロマ重曹スプレーの作り方を紹介しました。使うと掃除が楽しくなるオススメアイテムなのでよかったら試して下さい。
- 重曹水は、100mlの水に小さじ1杯を目安に作ります。
- 重曹水にアロマオイルを加える際は、アルコールに溶かしてから加えます。
- 掃除にオススメのアロマオイルは、オレンジ、レモン、ペパーミント、ハッカ油です。