ブログ訪問ありがとうございます。芳香成分類について少しでも覚えやすくなればと思い作成しました。
アルコール類
- テルペン系に水酸基(-OH)が結合したものがテルペン系アルコール類。
- イソプレンの数によってモノテルペンアルコール類、セスキテルペンアルコール類、ジテルペンアルコール類と呼び方が異なる。
- 分子名の語尾はol(オール)。
- アルコール類には1級、2級、3級がある。
モノテルペンアルコール類を多く含む精油
科名 | モノテルペンアルコール類含有率(%) | |
ホーウッド | クスノキ科 | 98 |
パルマローザ | イネ科 | 83 |
ローズ | バラ科 | 64 |
ゼラニウム・エジプト | フウロソウ科 | 57 |
マジョラム | シソ科 | 46 |
ラベンダー・スピカ | シソ科 | 46 |
ペパーミント | シソ科 | 45 |
ネロリ | ミカン科 | 44 |
ラベンダー・アングスティフォリア | シソ科 | 43 |
ティートゥリー | フトモモ科 | 43 |
タイム・サツレオイデス | シソ科 | 42 |
モノテルペンアルコール類の特徴
- イソプレン2つのモノテルペンに「-OH」が結合したテルペン系アルコール類
- 抗菌作用が特徴の芳香成分類の中で、皮膚刺激が低い。
モノテルペンアルコール類の主な作用
- 抗菌作用+++
- 抗ウイルス作用+++
- 抗真菌作用+++
- 免疫調整作用+++
- 神経強壮作用++
- 抗寄生虫作用+
芳香分子の例
ゲラニオール:鎮痛作用、興奮作用、収斂作用、抗不安作用、皮膚弾力回復作用、子宮収縮作用
シトロネロール:昆虫忌避作用(蚊)、鎮静作用、筋肉弛緩作用、血圧降下作用
テルピネン-4-オール:神経強壮作用、誘眠作用、抗炎症作用、収斂作用
ネロール:皮膚弾力回復作用
リナロール:鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用
以上です。
試験勉強の参考になれば嬉しいです。