- 難易度:★★☆☆☆
- 作業時間:1時間
材料と道具
刺繍針 | フランス刺繍針No7 |
---|---|
刺繍糸 | ユザワヤ国産刺繍糸#25セット(茶色) |
刺繍枠 | 直径8cmサイズ |
転写セット |
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布 | 綿麻キャンパス生地(マスタード色) |
刺繍に使うおすすめの道具はこちらで紹介しています。
図案を布にうつす。
肉球のイラストを布にうつしていきます。
図案を写すときに使う複写紙は片面チャコペーパーを使います。いろいろな種類がありますが、水で簡単に消せる「チャコピークリアタイプ」がおすすめです。

布の上に
- チャコピー
- イラスト
- セロファン
の順において、ずれないようにマチ針で固定します。セロファンをおくのは、なぞるときに紙が破けてしまわないためです。固定したら、図案をトレーサーでなぞります。

これで図案が写せました。

布を刺繍枠に入れる。
刺繍枠は二重になっているので、はずします。

内側の枠の上に布を置いて、上から外側の枠をはめ込んでネジをします。このとき、出来るだけ布がピンと張るように布を均等に引っ張って下さい。

刺繍をする。
刺繍糸の準備
刺繍糸は2本とりにします。
刺繍糸は6本で一束になっているので、1本ずつ抜いてください。

まとめて2本抜くと絡まるので、必ず1本ずつ抜きます。
2本の刺繍糸を針に通して準備完了です。
刺し始め
肉球の大きな面からはじめます。
サテンステッチで隠れる場所に表から2回なみ縫いをします。

糸の端を少し残し、一目戻った場所に針を刺します。これで糸が絡まって抜けなくなります。

表に残った糸の端をカットします。

これで糸が固定されました。

肉球にサテンステッチ
糸が固定されたので、サテンステッチを始めていきます。
埋めるパーツの真ん中に基準線を刺します。

基準線を中心に半面ずつ埋めていきます。
サテンステッチの難しい点は、面の端がガタガタになりやすいことです。端をなめらかにするコツとして、線の内側と外側のどちらか一方を意識して刺すと初心者でもスムーズにできるので良かったら試してください。

線の内側と外側どちらか一方を意識して刺すこと
もう片面を同じように埋めていきます。

同じ要領で小さなパーツも真ん中に基準線を入れて埋めていきます。

面を埋めるときは、真ん中に基準線をいれて半面ずつ埋める方が、バランスがとりやすくなります。

新しい刺繍糸にかえる方法
途中で刺繍糸が足りなくなったら新しい刺繍糸にかえます。
刺繍糸の終わらせ方
裏面の糸に2~3回絡ませて、残りをカットします。これで糸はほつれません。


刺繍糸の始め方
途中で新しい刺繍糸にする場合は、裏面の糸に2~3回絡ませて固定します。


刺し終わり

すべての面を埋め終わったら、完成です。最後は、「刺繍糸の終わらせ方」と同じように裏面の糸に2~3回絡ませて、糸の残りをカットしておきます。
図案を消す。
刺繍が終わったら、刺繍枠から布を外して、図案を消します。
チャコピークリアタイプのインクは水をつけるだけで消えます。綿棒に水を含ませてやさしくぽんぽんと押さえます。

乾いたら完成です。

以上、1時間でできる肉球刺繍でした。