隙間時間にできるワンポイントカモミール刺繍の紹介です。

- 難易度:★★☆☆☆
- 作業時間:1時間
材料と道具
材料は全て100均で揃えることができます。
刺繍針 | フランス刺繍針No7 |
---|---|
刺繍糸 | 白色、黄色、黄緑色 |
刺繍枠 | 直径8cmがおすすめ |
ペン | フリクションペン |
布 | 綿など目が詰まっているもの |
刺繍に使うおすすめの道具はこちらで紹介しています。
刺繍のやり方
今回は図案を描いて、枠に入れる工程を省略しています。この工程を知りたい方は「30分でできる!ラベンダー刺繍やり方」を確認してください。

カモミールの花芯⇒花びら⇒茎と葉の順番で刺繍します。
使うステッチは次の3種類です。具体的なやりかたはこちら「基本のステッチ」で紹介しています。
- 花芯と花びら:サテンステッチ
- 茎:アウトラインステッチ
- 葉:ストレートステッチ
刺繍糸は全て2本取りにします。
刺し始め
花芯から始めます。
黄色の刺繍糸を2本取りします。
サテンステッチで隠れる場所に表から2回なみ縫いをします。

糸の端を少し残し、一目戻った場所に針を刺します。これで糸が絡まって抜けなくなります。

表に残った糸の端をカットします。

花芯
糸が固定されたので、サテンステッチを始めていきます。
花芯の真ん中に基準線を刺します。

基準線を中心に半分の面を刺していきます。
このとき、端がガタガタしないように刺繍するのは難しいですが、ちょっとしたコツがあります。
図案線の内か外かどちらか一方に決めて刺すと、端が揃いやすい。
これを意識して刺すだけで端のガタガタが少なくなります。
↓こちらは図案の内側の線を意識して刺してみました。

残り半分も同じように埋めていきます。

糸を替えるため、ここで一旦終わらせます。
終わり方は、布裏面の糸に2~3回絡めてカットしたらOKです。

花びら
次は花びらにサテンステッチをします。
刺繍糸を白2本取りに替えます。
スタートは、布裏面の糸に2~3回絡めます。これで糸が抜けません。

残った糸はカットしておきましょう。

ここからは、花芯と同じ要領でサテンステッチをします。
花びらの真ん中に基準線を刺します。

基準線を中心に、両側に刺していきます。
花びらは薄いので2~3回刺せば片面が埋まります。

全ての花びらを同じように刺繍します。

ここで一旦終わらせます。終わり方は、布裏面の糸に2~3回絡めてカットします。
茎と葉
- 茎はアウトラインステッチ
- 葉はストレートステッチ
刺繍糸を黄緑色2本取りに替えます。
スタートは、花びらのときと同じように布の裏面の糸に2~3回絡めます。
茎をアウトラインステッチで刺繍します。
一目作ります。一目作ったら、あとは一歩進んで、半歩戻ります。

これを繰り返しすと自然な風合いの線になります。

葉をストレートステッチで刺繍します。

茎⇒葉の順番で全部の茎と葉を刺繍します。

刺し終わり
刺繍糸は最後、裏面の糸に2~3回絡ませて終わります。

図案を消す
刺繍が終わったら、刺繍枠から布を外します。
図案はフリクションペンで描いたのでアイロンの熱で消します。
アイロンは中温がおすすめです。低温~中温だと刺繍糸の色は変化しないのであて布をしなくても大丈夫です。

カモミールのワンポイント刺繍いかがでしたか?
慣れたらカモミールを沢山刺繍してお花畑にしてみるのも良いですね。
以上参考になれば嬉しいです。